ラペルピンというものをご存知の方は、まだ少ないのではないでしょうか。
男性がスーツを着るときに襟元につけると、普段の着慣れたスーツがお洒落でスタイリッシュに見える、そんな紳士用のアクセサリーの名称がラペルピンなのです。
ラペルとは襟の折り返し部分を指し、左側のラペルにはもともとフラワーホールという穴があいていますが、実際に花飾りをつけることもあります。
そんなスーツの一般的フラワーホールの使われ方に代わり、ラペルピンを代用品とする習慣が生まれたのです。
ラペルピンをつける位置は、特にフラワーホールを意識しなくても構いませんから、胸のポケットとネクタイを2辺とする三角形のラインに針を刺すことです。
そして、刺した針を下の方で裏側から表に出しピンで留めればよいのですが、そのとき、斜めにつけてチェーンがより目立つようにしている人も多いなど、飾り方はさまざまです。
ラペルピンは、うまく使いこなすととても素敵に見えますが、男性によってはスーツにアクセサリーをつけること自体、まだ抵抗感を持ってい
る人も多いです。
是非一度、ラベルピンをつけてワンランク上のスーツの着こなしをしてみてはいかがでしょうか。