スーツといっても、季節によってその素材はいろいろあります。
冬になるとスーツの素材はウールが多くなります。
見た目も暖かそうで素敵ですが、ウール素材の場合、よく擦れる脇や袖に毛玉ができやすいものです。
多少の毛玉は仕方がないものですが、あまりに毛玉が増えてしまうとなんとなく、貧相になったりだらしがない印象になってくるものです。
ですから、毛玉の処理をする必要があります。
毛玉というとついつい手でつまんで取りがちですが、これはまちがった取り方です。
手でとることによってスーツが傷んでしまうこともありますし、つまむことで、さらにしたの糸が引っ張られてしまうことになります。
正しくは糸切りハサミで丁寧にとっていくのが正解ですが、面倒でたまらないという人もいるでしょう。
そんなときは、市販の毛玉取り器を使うのも1つの方法です。
ただ、毛玉取り器はつい、力をこめて集中的にやってしまうと、毛玉をとるだけでなく、その部分の生地が薄くなってしまうこともあります。
ですから、よくみて毛玉部分をカットしていくように注意が必要になってきます。